そろそろ仕事に復帰したいけれど、まだ子どもが保育園に入っていない…
そんなふうに悩むママ薬剤師は多いのではないでしょうか。
この記事では、未就園児を育てながら働きたいママ薬剤師に向けて、復職タイミングの考え方や具体的な働き方の選択肢、現役ママ薬剤師の声まで、わかりやすく解説します。
私は兄妹2人とも、1歳で仕事復帰しました！
ママ薬剤師が直面する「復職の壁」とは？
保育園問題：入園＝就労証明が必要？
多くの自治体では、保育園入園の条件として就労証明書の提出が必要です。
ですが「仕事を始めるには保育園が必要。でも保育園に入るには仕事が必要」という矛盾に悩まされるママは少なくありません。
この「就労・入園ループ問題」は、特に薬剤師のような専門職かつ時短希望の職種では、復職先探しにも影響します。
私は育休中に転職活動をすすめ、1歳の復帰と同時に転職成功しました！
夫の協力・家族のサポート体制
復職後のワンオペ育児を想像すると、踏み出せずにいる方も多いはず。
特に未就園児は体調を崩しやすく、急なお迎えや看病が必要になるため、サポート体制の有無が復職成功の鍵になります。
特に最初の1ヶ月はまともに仕事にいけないので覚悟しといてください！
旦那さんにもしっかりこのことを理解してもらい、協力してもらう事が必要です。
また病児保育は事前登録制のところがほとんどなので、こちらも登録しておくようにしましょう。
未就園児がいても働けるママ薬剤師の働き方3選
では実際に、未就園児を育てながらどんな働き方が可能なのか？
ここでは主に3つのパターンをご紹介します。
在宅（リモート）薬剤師として働く
近年増えているのが、オンライン服薬指導や医薬品情報作成（DI業務）など、在宅で行える薬剤師業務です。
また漢方や薬のチャット相談対応やリモート監査など薬剤師でも在宅で出来る勤務が増えてきています！
▼メリット
- 子どものそばで働ける
- 保育園に預けなくても収入が得られる
- 通勤不要で時間のロスがない
▼デメリット
- 求人がまだ少ない
- 自己管理能力が必要
- ネット環境やITスキルが求められる
短時間パート（午前のみ／週2〜3）で働く
未就園児を一時保育や家族に預けて短時間だけ働くスタイル。
調剤薬局やドラッグストアなどで午前中のみの勤務が可能な求人もあります。
▼メリット
- 子どもとの時間を確保しやすい
- 扶養内で働ける
- 復職のリハビリにちょうどいい
▼デメリット
- 一時保育が確保できるかが鍵
- 急な休みに対応してくれる職場が理想
- 収入は限られる
うちで働いているパートさんは一時保育に３つ登録して
駆使して働いているようです･･･
事前登録や一時保育の受け入れのしやすさなど地域によって大きくかわるので復帰前にしっかり確認しておきましょう！
派遣薬剤師としてスポット勤務する
週1回や月数回だけのスポット派遣も、未就園児ママには人気です。
シフトに縛られず働けるので、保育園に預けられなくても調整がしやすいのがポイント。
▼メリット
- 自分のペースで働ける
- 高時給で効率よく稼げる
- 復職後の職場探しのきっかけにもなる
▼デメリット
- 継続性がなく、キャリアには繋がりにくい
- 研修やOJTが少ない場合も
-
-
派遣薬剤師の転職はファルメイトで決まり！
今回の記事は派遣薬剤師として働いてみたい方におすすめな転職会社と特徴を紹介します。 この記事がオススメな人 子育て中のママ薬剤師 ダブルワークしたい人 プライベートも満喫したい人 高時給で年収アップし ...
続きを見る
復職タイミングの決め方：3つの視点
ママ薬剤師の復職タイミングは「今すぐでなければいけない」わけではありません。
以下の3つの視点から、自分に合ったタイミングを考えましょう。
視点①：子どもの成長段階
- 0歳：睡眠や授乳の間隔が安定しない →在宅勤務や準備期間に
- 1歳：少しずつ一時保育も検討可能に
- 2歳：短時間パート、週2〜3勤務などの選択肢が増える
視点②：家族の協力体制
パートナーの勤務状況、実家の支援、病児対応の備えなどが整っているか確認を。
「お迎えは誰が行ける？」「急な発熱時にどうする？」など具体的にシミュレーションすることで、現実的な復職プランが見えてきます。
私の場合、会社員旦那は在宅勤務できる時もるので、出来るときは在宅で面倒をみてもらう。
また、午前、午後で交代して休んだりしてお互いに仕事に支障がでないようにしています。
視点③：自身のキャリアや不安感
- ブランクが不安なら研修制度がある職場を
- キャリアを維持したいなら派遣やパートから徐々に復職を
- 迷っているなら「まずは登録だけ」もOK
-
-
【体験談】実際に選んだオススメの薬剤師転職サイト５選
今回の記事は転職を考える皆さんの知りたい情報を、実際に転職会社を活用し転職を成功させた私が紹介します！ 実際に登録したことがある転職会社 ファルマスタッフ マイナビ薬剤師 ヤクジョブ ファーマキャリア ...
続きを見る
実際に復職したママ薬剤師の声
●Aさん（30代／子ども1歳半）
一時保育と祖母の協力で、午前のみ週3パート復職。ブランクが不安でしたが、職場に子育て中の先輩薬剤師が多く安心して働けています。
●Bさん（40代／双子育児中）
在宅でDI業務を受託。初めは戸惑いましたが、慣れれば子どもが昼寝している間に集中できるし、育児とのバランスも取りやすいです。
復職準備にやっておくべき3つのこと
- 最新の薬剤師業務に関する情報収集
- ガイドラインの改定、電子薬歴の操作方法など
- 転職サイトや派遣会社への登録
- 非公開求人や在宅案件が見つかることも
- 保育・サポート体制の確認
- 一時保育の登録、病児保育のリサーチ、家族の協力要請など
事前の準備が大事な鍵となります！しっかりと下調べや準備をしておきましょう！
【まとめ】未就園児がいても、ママ薬剤師は復職できる！
未就園児がいても、「働き方の工夫」と「支援体制の確保」で、ママ薬剤師として復職は十分可能です。
在宅、パート、派遣など、あなたのライフスタイルに合った選択肢を見つけることで、子育てもキャリアもあきらめない道が開けます。
一歩踏み出すことで、未来の選択肢は大きく広がります。
あなたにとってベストな“復職タイミング”を見つけてください。
-
-
【体験談】実際に選んだオススメの薬剤師転職サイト５選
今回の記事は転職を考える皆さんの知りたい情報を、実際に転職会社を活用し転職を成功させた私が紹介します！ 実際に登録したことがある転職会社 ファルマスタッフ マイナビ薬剤師 ヤクジョブ ファーマキャリア ...
続きを見る