「育休明け、いよいよ復職…!」

ちゃんと両立できるかな?
職場に迷惑をかけないかな?
長かったようであっという間の育児休暇。
仕事に戻れる楽しみもある一方で、こんな不安を抱えるママ薬剤師さんも多いのではないでしょうか。
実際に、育休からの復職後はトラブルが起きやすい時期。
働き方の変化や子育てとの両立が原因で悩みが増えることも少なくありません。
この記事では、ママ薬剤師が育休明けの復職で直面しやすいトラブル事例と、その対策方法をまとめました。
これから復帰を控えている方、すでに復職して悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
よくあるトラブル事例と原因
1. 勤務時間が合わずにトラブルに
復職後は、保育園の送迎や子どもの体調不良などで「フルタイム勤務が難しい」と感じるケースが多くあります。
薬局や病院ではシフト勤務が中心のため、**「早番・遅番に入れない」**ことが職場の不満につながることも。
特に「時短勤務を選んだことでキャリアから外された」と感じるママ薬剤師も少なくありません。

保育園の開園時間にもよりますが、早出遅出は難しいと思っておいた方がいいです。
2. 子どもの体調不良で欠勤・早退が増える
復職直後は、子どもが集団生活に慣れず発熱や感染症で呼び出しが頻発することがあります。
「また休むの?」と同僚から冷たい視線を感じたり、自分自身も「迷惑をかけて申し訳ない」と落ち込むことに。

復帰して半年は呼び出しが多くまともに働けないことを覚悟しといた方がいいです!
3. 職場での人間関係がギクシャク
独身時代や出産前と比べて、勤務スタイルが大きく変わるため、同僚との温度差が生まれがちです。
「急な休みが多い人」「シフトに入れない人」と思われると、職場の人間関係がギクシャクすることも。
4. キャリアの停滞感・評価の低下
「時短勤務だから責任ある仕事を任せられない」
「管理薬剤師の候補から外された」
このように、評価やキャリアが思うように進まないことも復職後の悩みです。
5. 自分の体力・メンタルが追いつかない
仕事・家事・育児を同時にこなす生活は、想像以上にハード。
「睡眠不足のまま調剤や監査をしてミスしそうになった」
「常に時間に追われて余裕がない」
など、体力面・精神面での負担も大きいです。
トラブルを防ぐための対策
では、こうしたトラブルをどう防げばいいのでしょうか?
具体的な対策を紹介します。
1. 復職前に「勤務条件」をしっかり確認
育休中に、復職後の働き方を上司とすり合わせておくことが大切です。
- 早番・遅番にどこまで入れるか
- 時短勤務はいつまで可能か
- 残業は免除されるか
- シフトの希望はどの程度聞いてもらえるか
事前に確認しておくことで「こんなはずじゃなかった」という食い違いを減らせます。
2. 子どもの急な休みに備えて「バックアップ体制」を整える
ママだけが休まなければいけない状況を避けるために、パートナーや祖父母、ファミサポなど、複数のサポート先を確保しておくと安心です。
「誰にどの曜日を頼めるか」をカレンダーで共有しておくのもおすすめ。

私は在宅勤務が可能な夫にも頼りつつ、交代してお休みしていました。
近くに両親もおらず、自分たちだけで何とか頑張ってます!
3. 職場での信頼を積み重ねる
「急に休むことが多くて申し訳ない」と悩むママ薬剤師も多いですが、普段の勤務態度でカバーできます。
- 出勤できる日は集中して働く
- 繁忙期に少しでも協力する姿勢を見せる
- 上司や同僚に感謝を言葉で伝える
こうした小さな積み重ねで「仕方ないよね」と受け入れてもらいやすくなります。

2人子供がいると、どうしても順番に風邪を引くことが多く、休みも長くなります。
どうしても休みが続き、職場に迷惑をかけてしまうこともあります。
そんなときは復活後の勤務時の際に、みんなで食べれるお菓子を持って行ったりして感謝の言葉と共に渡しています。
4. キャリアの停滞を防ぐ工夫
「時短だからできない」と思わずに、自分にできるスキルアップを意識するとキャリアへの不安を和らげられます。
- 空いた時間でオンライン研修を受ける
- 薬歴や在庫管理など裏方業務で貢献する
- 専門資格取得を目指す
短時間勤務でも「この人がいると安心」と思われる存在になれるのが理想です。

私はパソコンが得意なので、日々の業務外で補助金申請やオンライン届出などを行ったりしています。
5. 自分の体調管理を最優先に
ママ薬剤師の多くが「自分のことは後回し」にしがち。
でも、体調を崩したら結局家族も職場も困ってしまいます。
- 睡眠を優先する(家事は8割でOK!)
- 栄養バランスを意識した簡単ごはん
- 気持ちが落ち込んだら専門家に相談
「無理をしない」「完璧を目指さない」が長く働き続けるコツです。
もしトラブルが起きてしまったら?
対策していても、どうしてもトラブルは避けられないこともあります。
そんなときのために、次のような視点を持っておくと気持ちがラクになります。
- 職場との対話を大切にする
事情を正直に伝え、改善できることは一緒に考えてもらいましょう。 - 転職も選択肢のひとつ
今の職場がどうしても合わないなら、ママ薬剤師に理解のある職場に変えることも可能です。
調剤薬局やドラッグストア、企業など、子育て世代が働きやすい環境は増えています。

転職することで意外と簡単にいまの悩みが解決することもありますよ!
私も育休明け、ファルマスタッフで転職し今も育児と両立して働いています!
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まとめ|「自分だけじゃない」と思えることが安心につながる
育休明けの復職は、多くのママ薬剤師がつまずきやすいタイミングです。
勤務条件や子どもの体調、職場の人間関係などトラブルは尽きませんが、事前の準備と周囲の理解でスムーズに乗り越えることができます。
そして一番大切なのは、ママ薬剤師自身の心と体。
「完璧じゃなくていい」「助けてもらっていい」と思えることで、ぐっとラクになりますよ。
同じように悩む仲間はたくさんいます。
自分を責めすぎず、無理せず、育児と仕事の両立を少しずつ整えていきましょう。
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