
朝の出勤時間に間に合うのか不安・・・
夕方のシフトが終わる時間とお迎えが重なってしまう
子供の急な発熱で呼び出しがあると仕事が続けられない
朝は保育園の送り、夕方はお迎え。
子どもが小さい時期のママ薬剤師にとって、保育園送迎と仕事の両立は大きな課題ですよね。
こうした悩みを抱えながらも、できる限りキャリアを続けたいと思うママ薬剤師は多いはず。
この記事では、保育園送迎と仕事を両立できる薬剤師の働き方や工夫について解説します。
これから復職する方や、今まさに両立に悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
保育園送迎と仕事を両立する上での課題
まずは、ママ薬剤師が直面しやすい課題を整理してみましょう。
1. 勤務時間と送迎時間が合わない
保育園の開園時間は朝7時~8時半頃が多く、出勤時間と重なりがちです。
また、閉園時間は18時~19時が一般的で、調剤薬局やドラッグストアの終業時間とズレるケースがあります。

職場までの距離を考え、通勤時間もしっかり把握しましょう。
2. 子どもの体調不良で呼び出しがある
復職直後の子どもは免疫力が低く、発熱や感染症で頻繁に呼び出されることも珍しくありません。
「仕事を途中で抜ける」「欠勤が増える」ことで職場に迷惑をかけてしまうと感じる方も多いです。

実際私も半年くらいはかなり呼び出しが多かったです・・・
3. 家事・育児と仕事の両立が大変
送迎に加え、家事・育児・仕事のバランスを取るのは至難の業。
「朝から夜まで常に時間に追われている」状態になり、体力的にも精神的にも負担が大きいです。
両立できる薬剤師の働き方5選
1. 調剤薬局(時短勤務・パート)
最も現実的なのが、調剤薬局での時短勤務やパート勤務です。
開局時間は9時~18時頃が多く、保育園の送迎時間と合わせやすいメリットがあります。
- 午前のみ勤務
- 週3〜4日のパート勤務
- 16時までの時短勤務
といった働き方を選ぶことで、送迎と両立しやすくなります。

私も現在、調剤薬局で育児との両立がしっかりできています!
わたしはファルマスタッフで紹介してもらったところで働いています!
ファルマスタッフ以外にもアポプラス薬剤師、薬剤師転職ならオーダーメイド求人の【ファーマキャリア】に登録し比較しながら転職活動を進めていきました!
2. 企業薬剤師(DI・CRO・内勤業務)
夜勤がなく、9時〜17時が定時の企業薬剤師もおすすめです。
製薬会社やCRO(開発業務受託機関)、DIセンターでは基本的に残業が少なく、保育園送迎と両立しやすい環境が整っています。
ただし、求人は人気が高いため、早めの情報収集と応募準備が重要です。
3. ドラッグストア(調剤併設店・勤務時間調整あり)
ドラッグストアは夜遅くまで開いている店舗もありますが、調剤併設店や勤務時間を限定できる店舗なら両立可能です。
- 開局時間が短い調剤併設店を選ぶ
- シフト希望を事前に相談する
- パート勤務で平日昼間に絞る
といった工夫で、送迎と無理なく両立できます。
4. 公務員薬剤師(行政機関・保健所)
公務員薬剤師は定時勤務・残業ほぼなしが特徴です。
夜勤もなく土日休みのため、保育園送迎と両立しやすい働き方のひとつです。
ただし採用枠は少なく、倍率が高い点には注意が必要です。
5. クリニック・診療所の門前薬局
地域のクリニックや診療所に併設された薬局では、診療時間に合わせた勤務が中心。
午前のみ・午後のみといったシフトも可能で、保育園送迎に合わせやすい環境です。
求人数は限られますが、子育て世代のママ薬剤師に人気があります。
両立を助ける工夫・対策
1. 職場と家庭で「助け合い体制」を整える
- パートナーと送迎を分担
- 祖父母・ファミサポ・ベビーシッターを活用
- 職場に「送迎時間の制約」を事前に伝える
「全部自分でやる」と思わずに、頼れる仕組みを整えるのがポイントです。

復帰前に主人と話し合い、呼び出し時の対応や交代でお休みを取ることなど
しっかり話し合いをしました。
2. シフト希望を早めに相談する
薬局やドラッグストアでは、シフト調整が可能な場合もあります。
「17時までしか勤務できない」「土曜日は月2回まで」など、具体的な条件を復職前にすり合わせるとトラブルを防げます。
3. 家事の時短・外注を取り入れる
- 週末に作り置きをする
- 食材宅配サービスを活用
- 掃除ロボットや食洗機に頼る
仕事と送迎で体力を使う分、家事の負担を減らす工夫が欠かせません。

食事の作り置き、ミールキットの活用やコープの宅配など使っています。
我が家は平日は私が食事を作るので、休日は旦那が食事を作ってくれてます。
4. 「転職」も視野に入れる
どうしても今の職場で両立が難しい場合は、保育園送迎に合わせた転職も選択肢に。
実際に「夕方のお迎えに間に合う薬局に転職してよかった」というママ薬剤師の声も多くあります。
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今回の記事は転職を考える皆さんの知りたい情報を、実際に転職会社を活用し転職を成功させた私が紹介します! 実際に登録したことがある転職会社 ファルマスタッフ マイナビ薬剤師 ヤクジョブ ファーマキャリア ...
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まとめ|無理のない働き方で長く薬剤師を続けよう
保育園送迎と仕事の両立は、ママ薬剤師にとって大きな壁のひとつです。
しかし、調剤薬局・企業・ドラッグストア・公務員・クリニックなど、夜勤がなく時間を調整できる職場を選べば、家庭を優先しながら薬剤師として働き続けることは十分可能です。
そして何より大切なのは、無理をしないこと。
仕事も子育ても「完璧」を目指す必要はありません。
自分や家族のペースに合わせて働き方を工夫すれば、きっと両立の道が見えてきますよ。