
転職したら給料が下がってしまった・・・
条件交渉ってどうすればいいの?
薬剤師の転職は売り手市場と言われることも多いですが、希望通りの年収にならないケースも珍しくありません。
特に、
- 調剤薬局から病院へ転職
- 勤務地を都市部に変更
- ブランク復帰や時短勤務希望
このような条件では年収ダウンが現実的な問題になります。

私は実際に育休明け転職で時短勤務になりましたが、通勤時間も大幅に減り育児との両立が可能になりました。
年収はキープのまま勤務時間、負担は大幅減で転職できたのでとても良かったです!
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今回は、薬剤師が転職で給料が下がったときの原因・対処法・年収交渉の具体的な方法をわかりやすく解説します。
なぜ薬剤師の転職で給料が下がるの?
まず、給料ダウンの原因を知っておくことが重要です。
【主な理由はこの5つ】
① 勤務先の業態変更(ドラッグストア → 調剤薬局、病院など)
調剤薬局・病院は夜勤や販売ノルマがなくなる代わりに年収が低め。
② 地域格差(都市部は求人多いが年収は低め)
地方の派遣薬剤師は時給3,000円もありますが、東京23区では正社員でも年収450万以下の求人が珍しくありません。
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③ 勤務形態の変化(正社員 → パート、時短)
家庭の事情などで勤務時間を減らすと、それに応じて年収も当然下がります。
④ 経験年数・ブランクの評価
たとえ薬剤師歴が長くても、調剤未経験・企業経験のみなどだと、スタート給与が低く設定されることも。
⑤ 転職先との交渉不足
提示された条件をそのまま受け入れてしまい、本来もっと高くもらえた可能性を逃しているケースもあります。
給料が下がったときの対処法
① まずは「なぜ下がったか」を冷静に分析
年収が下がったとしても、
- 残業がなくなった
- 通勤が楽になった
- 精神的なストレスが減った
など、お金以外の価値を得ていることもあります。
単に「給料が減った」と悲観する前に、トータルバランスで見直すことが大切です。
② 生活費の見直しと収支バランスの調整
もし年収が下がって生活が苦しいと感じた場合は、
- 固定費(家賃・通信費)の見直し
- 節税対策(ふるさと納税、iDeCo)
- 副業やスポットバイトの検討
といった方法で家計の安定を図ることも現実的です。
③ 次の昇給チャンスまでの戦略を立てる
「今は年収が低くても、半年・1年で昇給できる可能性がある職場」なら、
- 労働評価制度
- 管理薬剤師昇格の有無
を確認し、今後のキャリアプランを描いておくことが重要です。
給与交渉で後悔しないためのポイント
転職活動時に交渉ができていれば、給料ダウンを防げたケースもあります。
以下は薬剤師が給与交渉を行う際の具体的なテクニックです。
① 相場を把握してから交渉する
【年収の目安】(※フルタイム・地域により変動)
- 調剤薬局:450〜550万円
- 病院薬剤師:400〜500万円
- ドラッグストア(OTC):500〜650万円
- 企業薬剤師:500万円〜
転職サイトやエージェントを通して、同条件での平均給与を調べておくと、強気で交渉できます。
非公開求人も多くあるので、ファルマスタッフやアポプラス薬剤師などに登録し、まずはどんな求人がどれくらいあるのか把握しておきましょう!
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② 伝え方は「希望」+「根拠」をセットに
×:「もっと給料上げてください」
◎:「調剤経験5年以上あり、即戦力として対応可能なため、希望として年収500万円を考えております」
ポイントは、感情ではなく事実ベースで交渉することです。
③ 内定後の条件交渉も可能!
「給与条件は内定前に聞くもの」と思われがちですが、
実は内定後の最終条件提示のタイミングで交渉した方が、雇用側も譲歩しやすい傾向にあります。
交渉例:
「御社を第一志望と考えていますが、現職より年収が下がることが懸念です。前職と同等、または500万円に近い条件を提示いただけると非常にありがたいです。」
※角が立たないように**「前向きな気持ちがある」ことを強調**するのがポイント。
どうしても年収アップしたいなら?選択肢も見直そう
● 派遣薬剤師という選択
短期間でもOK、時給2,500〜3,500円も狙えるため、年収アップには即効性あり。
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● 管理薬剤師・マネージャー職を目指す
調剤薬局やドラッグストアでは、役職手当で50〜100万円の差がつくことも。
● 地域を広げて探す
地方勤務や地方都市の薬局は人手不足のため、都市部より年収が高い求人が見つかることも。
まとめ:年収だけにとらわれず、戦略的に動こう
薬剤師の転職では、給料が下がることもあります。
でも、それが**「失敗」ではありません**。
- ライフスタイルに合った働き方ができている
- ストレスが減って心が健康になった
- 将来のキャリアにつながる職場を選べた
こうした価値も大切にしながら、必要に応じて交渉することで、納得感のある転職を叶えることができます。
「もっと上手に転職したい」「条件交渉が不安」という方は、薬剤師専門の転職エージェントに相談してみるのもおすすめですよ。
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