
患者さんの対応が上手くできない
患者さんとコミュニケーションをとるのが苦手
今回の記事では薬剤師としての患者対応に自信が持てない人に、私が転職を通じて得た接客術を紹介していきます!

それでは詳しくみていきましょう
転職で学んだこと
服薬指導においてどのようなスキルや知識が必要なのでしょうか?
今回2度の転職で学んだことを紹介します。
患者さんとの信頼関係の作り方
患者さんとの信頼関係を作るには、まずは相手の話に耳を傾け否定せず理解することが大切です。
どこの科を受診しているかによって患者さんの悩みは大きく違ってきます。
私の場合は転職とダブルワークによって内科、皮膚科、婦人科、耳鼻科、呼吸器内科、泌尿器科、整形外科を経験しています。
特に婦人科、泌尿器科はデリケートな悩みで、深く悩んでいる患者さんも多いです。
患者さんによっても話を聞いて欲しいタイプ、デリケートな事は聞かないで欲しいタイプなど様々です。
まずは患者さんがどんな悩みをもっているのか理解し、人によっては無理に聞き出すことは必要ないと思います。
ちなみに私は転職だけでなくダブルワークもしていたので気になる人は見てみてください。
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分かり易い説明方法
やはり服薬指導は何度も何度も回数を重ねることで成長していきます。
経験が大事です。
まずは積極的に服薬指導を行い、処方意図やDrの処方内容の特徴をつかむことが大事です。
「先輩薬剤師の投薬を観察し、良い点を学ぶ」
これが1番早く、患者さんの服薬指導で学べることがたくさんあります。
特に転職すぐの頃はとにかく進んで投薬し、先輩や同僚の投薬からたくさん学びました。
患者さんにとってどんな説明が分かり易いか?
できるだけ簡単な言葉で伝え、指導箋がある場合はうまく活用すると分かり易いです。
グラフや表、図など視覚的なものがあるともっと分かり易く伝わると思います。
薬学的学び
転職によって門前の科が変わることによって、毎回学びがあります。
私は専門的な知識を身につけるために、本を買ったりして勉強しました。
服薬指導で患者さんの安全性、有効性を高めるためには効能効果、相互作用、副作用などといった観点からの知識が必要になります。
「薬剤師を続ける限り学びは一生」
私はこう思って常に知識をアップデートしています。
医療従事者として新しい情報も踏まえ、幅広い知識を身につけておくことが大事だと思います。
患者さんのニーズ
患者さんの症状や理解度、生活スタイルに合わせて服薬指導をするためには、患者さんが何を求めているのか、何を知りたいのかを予想することが大事です。
例えばいつもご家族に付き添われて来る高齢者など、薬の管理は誰がしているのか?同居しているのか?などを会話の中から聞き出し
場合によっては一包化の提案やOD錠に剤形変更したり、残薬調整したりといった一つ進んだ患者対応が出来るようになります。
転職による心の変化
私の場合は転職することによって、違う科の門前薬局になり、初めての科で戸惑うことも多かったです。
しかし新たに知識も増え、処方箋から読み取れることが多くなり、ステップアップしていきました。
また年収も大幅にアップしたのでそれに伴うような働きをしなければならないと思い、モチベーションアップにもつながりました。
特に1回目の転職(2年目の終わり)では、「新人新卒薬剤師」という肩書きから大きく飛躍し「一人の薬剤師」として新しい職場で働くことで大きく成長できた気がします。
環境を変えてみることで自分に自信が持てたり、学びも多くなるので、転職によって心をリセットしてがんばれることもあると思います。
私も転職したことで自分が成長でき、いまでは一人前の薬剤師として周りに頼られています。
患者対応に自信を持つポイントは?
患者対応に自信を持つポイントは何でしょうか???
経験を積む
まずは完璧でなくても繰り返し投薬を行い経験を積むことが大事です。
患者さんとの会話のなかで学ぶこともたくさんあります。
一人一人悩みや性格、年齢も違うので、同じ薬の投薬でも指導するポイントが違ったり、患者さんの悩みも違ってきます。
それに少しでも対応するためには、経験が必要になってきます。
最初から上手くいく人なんていません!
なのでどんどん投薬し、経験値を積んでいきましょう!!
自己肯定感を高める
知識や技術不足を攻めるのではなく、日々の成長や出来る事を増やして行きましょう!
経験によって小さな成功体験を積み重ねることで自信に繋がります。
「今日は併用薬の確認で、飲み合わせの相互作用に気づけた!」「患者さんの悩みを聞き出せた!」「患者さんの質問に答えれた!」など
どんなことでもいいので小さな成功体験で自己評価を高めていきましょう。
知識を高める
やはり知識は自信につながります!
私も少しでも服薬指導が上手くいくように日々勉強しています。
忘れてしまうことも多いので私は白衣のポケットにまとめたノートを入れており、たまに見てから投薬に行ったりします。
患者さんに聞かれてすぐに答えられなかったこと、分からないことを調べた際は、その都度ノートに書き足しています。
普通のノートだと書き足せないので、こういったポケットサイズのリングファイルがめちゃくちゃ役立ちます!
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このポケットサイズのリングファイルに、どんどん付け足していって自分だけのノート作っています!
転職を考える際のポイント
転職によって気持ちを新たに頑張ることも1つの手です。
転職は学びも増えステップアップできるチャンスでもあります。
例えば総合病院の前では様々な科を総合的に学べます。
ドラッグストアではOTCを学ぶことができますし、調剤薬局でもいろんな科の門前が有り、学ぶことはたくさんあります。
まずは自分がどんなところで仕事をしていきたいのか考えましょう。
また、学びだけでなく職場環境、年収なども転職では大事になってくるので、
一人で悩まず、ファルマスタッフやアポプラス薬剤師、薬剤師専門の転職サービス【ファーマキャリア】などといった転職サイトを活用して転職する様にしましょう。
まとめ
私は転職によって、様々な科を経験し、学んで行くことで知識も経験も積んで自分に自信が持てるようになりました。
やはり経験が一番大事だと思います。
患者さんとのコミュニケーションの中で、自分の知識を患者さんに分かり易く伝えるのは簡単なことではありません。
はじめから上手くいく人はいないです。
少しずついろんな経験をし患者さんから信頼される薬剤師になれるようステップアップしていきましょう。
転職を1つのステップアップととらえるのも良いと思います。
転職することによって学べることも増え、また環境が変わったり年収がアップすることで自分の仕事へのモチベーションアップにもつながります。
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みなさんたくさんいろんな経験をし、自信をつけて患者さんにとって良い薬剤師になれるように頑張っていきましょう。